お知らせ

取締役会のあり方について(2024/12/6)

 毎月、何となく開催されている取締役会、既に根回しされていることについて議事録に残すイベントというように感じられているかもしれません。
 経済産業省が策定したコーポレート・ガバナンス・システムに関する実務指針では「これまで我が国企業の取締役会では、経営戦略に関する議論が十分にできていなかったところがある。また、監督機能と意思決定機能のうち、意思決定機能が重視され、監督機能が十分に発揮されてこなかったところもある。」とされています。
 いかがでしょうか。前段の経営戦略については、いやいや十分議論されているよという意見もあるでしょうが、確かに後段の監督機能が不十分という点は納得されるのではないでしょうか。そもそも取締役会自体、監督機能が期待されているとはあまり認識されていないかもしれません。監督というと監査役かな、というイメージでしょうか。
 次回の取締役会では是非この監督機能についてイメージしてみてください。